涙目筑前速報++

詰まるところは明日を知る なだらかな日々につまずいて 向かうところはありもせず、未来の居場所だって未定―秋田ひろむ

明日はまた晴れるのに 僕の心曇り空のように暗い

雑記。

■いたストの体験版がものごっつ面白かった

カミさんといたストの体験版で遊んだけど、凄い面白った。
白熱した株のやり取り、増資して異常な金額になったマスに止まるかどうかのヒリヒリ感。
そしてなにより、パーティゲームという複数人でワイワイ遊べる楽しさ。
独りでゲームをする時間も幸せだが、知人や家族と遊べる時間もまた楽しい。
製品版が楽しみだ。


Dragon AshのKJのインタビューが面白かった

KJのインタビューが非常に興味深く、面白い内容だった。

Dragon Ash・Kjが語る「デジタルで音楽がなくしたもの、変わらないもの」--独占インタビュー

ドラゴンアッシュ
私ちくぜんめの中学・高校時代の音楽観における教祖様みてえな存在だ。
あの頃、俺は本気でDragon Ashが音楽業界に革命を起こせると妄信しておった。
「彼らの革命こそ今の音楽業界には必要。つんくファミリーのようなアイドル連中は滅んでしまえばいい」などど不穏な想いを抱いておった。
そんなお年頃な少年だった。
正直あの時代にネットに触れて無くて良かったよ。。。
mixiとかが出るのがもう少し早ければ、俺は布団に顔うずめて足バタバタさせてたかもわからん。

そして、俺が抱いていたような劇的な革命も起こるわけもなく。
色々、本当に色々あって彼らは革命という言葉をあまり使わなくなってしまった。
それを観て勝手に音楽に失望した俺は、大学時代には距離を置いていった。
彼らの音楽に再び触れたのは、確か2010年のRocks Tokyoだった。
あそこで生のドラゴンアッシュを初めてみた俺は「ああ、やっぱり俺が昔憧れてた彼らはもういないんだ。でも、カッコいいな」と思った。
寂寥感と嬉しさが混同した、複雑だけど悪くはない気分だったと記憶している。
あれからもう7年も経つのか。早いもんだね。3日くらい前に感じるよ。

それからは昔のような妄信こそしないが、新譜が出たら適度にチェックするような距離に戻っていた。
新譜の「MAJESTIC」も壮大な曲が多くてカッコいいんだ。



そんなドラゴンアッシュのKJのインタビューがたまたま目についたので見てみたわけだ。
昨今のDL配信やストリーミング形態の販売など、音楽という文化が時代と共にデジタル化していき、そこで得たもの・失われつつあるものを彼なりの分析と今後どうなっていきたいかが語られている。

個人的に凄いピンときた部分は以下の2つの部分だ。
まずは1個目。

アナログにしたいんだけど便利にしたいっていうエゴだけなんだよ。
ノスタルジーもあるんだろうけど、1回すごく便利になっちゃって、逆にそれが退屈になっちゃったみたいな時期だよね。
本当は必要なものを作るべきなんだけど、基本便利なものを作る時代じゃん。
便利なものって、本当はなくてもよかったんだよ。
だから、必要なものは全部出きっちゃってるのかもしれない。


これ、ゲームとかにも通ずるものがあると思うんだよな。
昔のタイトルをリメイクする時はこの「アナログにしたいけど便利にしたいエゴ」が働きやすいんだ。
ノスタルジーには浸りたいけど、今の便利なUIに慣れ過ぎているから昔のUIでは厳しいものがあるという。
ただ、ゲームの良い所はこのエゴがユーザー側にとって良い方向に行っているという事だと思う。
FF9PS4版とかをやってみると倍速のありがたみがよく分かる。
残すべきものと進化させておくべきものが、音楽に比べるとハッキリしているのかもしれない。

2つ目は以下のくだり。

たとえば日本の映画って、めちゃくちゃクオリティが高くて、セリフとか描写も一番綺麗だと思う。
でも、お金出す人が少し臆病になってるから、何かで評価を受けたものを映画化するってものばかりじゃん。
ああなったらもう商業。
それって、ものづくりを否定してる気がするし、本来なら新しいストーリーをそのために書くべきだと思うんだよね。
エンターテインメントなんだけどアートって部分は、やっぱり残るか否かの瀬戸際だと思うよ。
何が必要というよりは、この中でいかに光を見出せるかってことかな。
全飽和状態だけど、それでも好きですって言える人がいるかってことだよ。


映画業界を例に出して「文化とはどうあるべきか」というのを論じているんだけど、「アートって部分は、やっぱり残るか否かの瀬戸際だと思うよ。」の部分が一番共感できる。
広告宣伝費をふんだんに使えば皆に観てもらえる・触れてもらえる機会は飛躍的にあがるし、流行だって作ることも可能なんだろう。
しかし、後世に語り継がれるような名作というのは、この「残るか否かの瀬戸際」くらいにチャレンジしたような作品だったり、世間の風潮の二番煎じにならないようなパンチの効いた作品なんだと思う。
チャレンジというくらいなので、そういった作品は往々にして失敗する。
10出して1当たれば本当にラッキーなくらい。
でも、名作と呼ばれるようなものは、いつだってその10発中の1発のチャレンジなんだ。
それがKJの言う所の「光を見出せるか」の部分に繋がると、俺は考えている。


■今日の1曲

Dragon Ash「Ode to Joy」