涙目筑前速報++

詰まるところは明日を知る なだらかな日々につまずいて 向かうところはありもせず、未来の居場所だって未定―秋田ひろむ

ハンカチラバー

「幸福の黄色いハンカチ」を観てました。
阿部寛や堀北が出てる、リメイク版の方なんですけどね。
おまえら俺がいつも殺人スプラッタや惰性系C級続編ホラーサスペンスばっか見てると思ったら大違いですよ。
僕だってね、ちゃんとスイーツなの見るんだから。
感動してむせび泣くんだから。いや泣かないけど。

あのー、この作品自体ですね。
初めて観たのが、高倉健が出てた方でして。
その頃はお前もう、「どういう行為を経て子供ができるか」っていうことも知らない頃でした。
思春期のしの字も生えそろっていなかった、チン毛すら生えそろってなかったんじゃないかくらいだったと思います。

ご多分に漏れず、私筑前めも武田鉄也=金八先生という認識だったので、赤いテンガロンハットかぶった武田鉄也は、最初違和感ありました。
っていうか、あのチャラさに憎しみの感情を潜ませながら見ておった記憶がございます。
で、桃井かおりとチュッチュしてるわけですよ。
もうその度に「俺が風呂入ろうとしてる時にエロエロしやがって。そんなにエロエロしたかったらトゥナイト2でやれってんだコノヤロウ」とか思ってた気がします。

でも、あのエロエロチュッチュがあったからこそ、高倉健の武骨感が際立っていたのであって、「良い人そうなんだけどちょっと怖いな」ってのがあったんだなって思います。
そしてそういうチュッチュやら島勇作の何とも言えない過去やらが相まって、最後の「旦那を信じて黄色いハンカチで待っていてくれた妻」に収束し、俺に必要以上の感動を与えてくれたのだと思っております。
で、最後まで武田鉄也と桃井かおりはチュッチュするわけで「こいつらメンタル的には成長したけどやっぱりチュッチュすんのな」なんつって、安心感のある失笑感というか「なんつうか、若者って良いな」って思わせる最後であったのです。

話を元に戻して、リメイクの話。閑話休題っていうんでしょこういうの。
「おまえこの野郎、話すんならそんな芝居じみた言葉使ってねえでさっさと話せよこの馬鹿」とか常に思っておるのだけど、おにいさんもそういう頭よさそうな単語使ってみたかったんだよぶっ飛ばすぞ。

今回、改めてリメイク作品を観たのですが、なんつうか、お行儀が良いよな。
あの桃井かおりが演じていたキャラは、嫌悪感をチョロッと催すくらい腐れビッチ馬鹿野郎って感じで、それが時間を重ねていくにつれ、中々良い娘になっていくような感じなんですね。
そんでまたテンガロンハットかぶった武田鉄也がまた清々しい軽さを見せててあーあー見てらんねえなオイっていう印象だったんです。

こっちは無難な、今らしい作り方なんだよ。
チュッチュやりゃ良いってわけじゃないけど、俺はあのチュッチュと武骨さが積み重なって最後に繋がるあのやり取りで育ったんだなって思います。
今回のリメイク版を観て心ふるえた人もいるんだろうし、後世になって「あの作品の堀北はギャルっぽい恰好してなあ。。。」なんつって懐かしがられる日が来るのかもしれない。
その時に時代の潮流は一体どうなっているのだろう。
そんな事を観終わってからしみじみと感じておりました。

ちなみに部屋の掃除してたら、昔嫁から貰ったハンカチが発見されました。
土左衛門が見つかった時のような感覚になっちゃったよ。
そんでお前、土左衛門を画像検索したらちょっと本格的なのも混ざっちゃってて、若干あーあーってなっちゃったじゃないかよ。
冗談じゃないよコノヤロ。

今日の「世界まる見え!テレビ特捜部」で、メキシコでシコシコできそうなお姉さんには騙されないぞと思いました。
筑前ですこんばんは。